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大学の”体育会”で学んだこと|入部前に知っておこう!

体育会に所属 スポーツのこと
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2008年から2012年まで大学の体育会に所属していました。そこでどのような活動があったのか、どのようなことを学んだのかお伝えしたいと思います。

体育会系とは、大学などの課外活動の分類の一つ。転じて、それらに属する人々やその性格・気質の総称。反対語は文化系。 英訳ではジョックという俗語があてられることが多い。

ウィキペディア

体育会学生と言えば就活で有利という記事をよく見ますが、この記事は高校生の方や、大学進学し体育会に所属予定のお子様がいる親御さんに向けて書きたいと思います。

入学して初めて「体育会」と言う言葉を聞く

スポーツ自己推薦で大学に進学しました。

自分が所属する部活だけではなく体育会全部が集まる総会やパレードのようなものがあるので、関わりを持つことができます。また、部活内で主務的業務を担うことになれば、より一層他競技の人との関わりが増えます。

大学との関係

大学が正式に部活動として認めている団体です。だから大学側との関わりが密接で、活動資金と活動場所を大学から提供されています。所属する部員数が多いほど経費(部費)が貰いやすくなり、広い場所を与えられる可能性が高くなります。

部員を増やす
◆大会や試合で良い成績を収める
部の運営に余裕を持たせる働きがあります。

また、部活動は大学が全面的に運営に関わっている組織ですので、その分ある責任が生じてきます。

分かりやすい例として、部員の不祥事では、部とは全く関係のないコミュニティや個人において法に触れる不祥事を起こしても、メディアは大々的に取り上げられ大学のイメージに影響してしまいます。(『○○大学●●部の学生が』という報道)

ちなみに、所属していた部ではスポーツ推薦や自己推薦で入部してきた人が9割、1割は勉強で進学してきて人でした。1割の人は練習についてくのがやっとだったり、厳しい体育会の縛りに慣れない人もいて4年間を通して辞める人もいました。

OBOGとの関係

部活動といえば、OBOG(Old Boy Old girl/卒業生、先輩)の権力が大変強いのも特徴です。歴史があり体制が整っている部では、部員が大学を卒業すると自動的にOB会に入会する場合が多いです。私が所属していた部活も創立100周年は超えてました!

大学側だけではサポートしきれない部分を、金銭的にも技術的な面でも援助する組織です。体育会系部活動においては縦社会が浸透しているので、現役部員に対する強い発言権を持ち、部の秩序を保つという役割も持ち合わせています。

OBOGが監督やコーチになっている部も多くみられますが、大学側も卒業生ということで信頼を置いているために承認されやすいという側面もあるようです。苦労して部としての認可を得て、練習場所を確保するなど学内での地位を自分たちが築いてきたという思いが強く、ついつい口うるさくなるのも部の為を思うからこそでしょう。私が所属していた部活動も、監督、コーチは全て卒業生でした。

体育会の活動は費用がかなりかかる

毎月の部費に加え、エントリー代、移動費、宿費(試合&合宿)、試合や合宿先での食費、コンパ費、器具費、などなど。

ある年の諸経費
(ざっくりですが最低限です。コンパ費=飲み会費で参加率が高い月はもっと高額です。)

2年次4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月 合計(万)
部費11111111111112
合宿5510
近い試合1111127
遠い試合9918
器具費0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 2.4
コンパ費1111116
合計(万)2.22.22.23.215.23.22.211.23.22.21.27.255.4

自分で払うのか親に頼るのか

基本的に親に頼る学生が多かったです。体育会部活動の練習は多いところで週7日。私が所属していた部活動の練習時間は、

月曜 休み
火曜〜金曜 16:00〜19:30
土曜 14:00〜17:00
日曜 9:30〜12:30 14:00〜17:00

土日は試合の日も多く、大学の長期連休は合宿や遠征、一日練習などです。

当然のことですが、全員集まっての練習がこの時間なだけです。前後に自主練したりジムでトレーニングをしたり、トレーナーさんに体の様子を見てもらったり、ともっともっと部活動に時間が掛かっています。

その為、アルバイトをする時間は限られています。

私も親に負担を掛けながらも、少しは自分で稼いでおきたいとアルバイトをしていましたが、頑張っても7〜8万円貰えるぐらいです。

練習後22:00〜25:00で入ったり、次の日一限がなければ22:00〜6:00で入ったり、なんとか時間を見つけてアルバイトにも励んでいました。

ただ、部活動で結果を残しているのはアルバイトをしない選手たちだったと思います。

卒業後も「体育会」との関わりがある

定期連絡は欠かさずに来ますし、4年間一緒に過ごしてきた先輩同期後輩とは特に繋がりがあります。素晴らしい仲間だと思っています。

「体育会」を通してOBOGと関わることで学んだこととは

4年間もあるといろいろと学ばせてもらいました。まずは失敗談を紹介したいと思います。

電話連絡したら、上級生に連絡が入り説教

大学一年生、社会人のことなんて何一つ分かりません。ましてや、電話応対のマナーなど…恥ずかしながら全く知りませんでした。

私が入部してすぐの仕事は、OBOG名簿を見ながら春季リーグ戦の日程連絡でした。同期で均等に分け合い、繋がる、もしくは留守電に入れれるまで連絡です。約20人に対して、何月何日ここで春季リーグ戦が行われます。初日はどこと対戦…のような話を3分ほど淡々と話していました。一応伝統的なマニュアルがあったのでそれに従って行いましたが、「連絡ありがとう、頑張ってね、応援行くね」といってくれる人や、「忙しいからいいや!頑張ってね」「今後は連絡いらないよ」とかもありました。

そんな中、卒業して3年が経った女性への電話で事件が起きました。こちらから電話をしましたが留守電にもならず繋がりませんでした。時間が経ってから折り返しをいただきましたが、もちろん、その番号を携帯には登録していなかったので「どちら様でしょうか」と聞いてしまいました。①ここで第一の怒りポイント。名前を教えていただいて、「あ、OGの方ですね、失礼しました。今回電話したのは…」とマニュアル通りの内容を話しました。②ここで第二の怒りポイント。滞りたく伝えれたし終わった、と電話が切って10分後に、先輩から一年生に一斉メールがありました。

さっき〇〇さんに電話した人誰?

そう、私です。すぐに連絡してみるとかなりお怒りだったと、状況を教えてと言われ、あったことを伝えると〇〇さんが神経質な部分があったかもね、と慰めの言葉をいただけました。先輩から謝罪してもらい、問題は収まったのですが、自分が社会人になり事務や営業マンを経験してあの時の私は社会人としてマナー違反だったな、と改めて思います。ただ、今の自分が大学生にそこまで求めるかと言われると、大学生だし一年生だしこんなもんだ、で終わるんですけどね。

で、今回の事例で何が悪く相手の気分を害したかというと①②の部分ですが詳しく説明しますと、

  • あ、という言葉遣い
  • 番号の把握なしに電話に出たこと
  • こちらの用事なのに電話掛けさせてそのまま喋ったこと
  • 仕事時間に電話してきたこと

社会人であれば

  • 仕事時間をある程度予想し出れそうな時間帯を見てかける
  • 今お時間よろしいですか?と聞いてから話し始める
  • 言葉遣いへの留意
  • 折り返しを貰ったらすぐに御礼の言葉

だったのかもしれません。もっとマナーを知ってから行動に移すべきだったし、大学生と社会人の違いについて後輩として把握するべきだった。以降自分の下の代には、社会人のマナーを連絡前に伝えるようにしました。

と言っても、私が卒業後はメールでの一斉連絡になったようです。

飲み会や立食パーティーでの立ち振る舞い

ビールやお酒はラベルを必ず上にして注ぎます。そしてビールの泡はいい具合に入るように、乾杯の時は必ず下からコップを持っていく。今では当たり前のことでも、知るきっかけになったのは体育会での関わりからでした。社会人になってすぐ、必要マナーであったことに気づくのです。

飲み会で挨拶回りする時は、基本的に上の人からで、コップとお酒を持ち挨拶から始める。そして注いでもらう時は必ずコップを開けてから受け取る。立食パーティでは自分たちのご飯を取るのではなく、諸先輩方のテーブルに行き、苦手なものがないか聞いてから綺麗に器に盛りつけ、先輩方のテーブルへ持っていく。

OBOGとして顔を出す人は援助も多額な人が多い

自分で事業をやっている人、社長や役職等を持っている人、定年後の人、卒業したばかりの人が多く顔を出してくれました。

  • 新入生歓迎会
  • 早慶戦
  • 早関戦
  • 前期結果報告会
  • 後期結果報告会
  • 新年会
  • 総会

大きく分けて上記のような集まりがあります。会費等もあるので一般人に取っては結構な出費…卒業したばかりの人からすれば痛い出費だけど顔を出したい!という思いからか出席者が多いですが、何年かすると顔を出さなくなります。

社長や役職がある方が多いので、ここを糧に就職する人も多くいます。どう気に入られるか、どう自分を見せるか、できる大学生はここでも「自分がここにいる存在意義」を醸し出していたような気がします。

「体育会」が就活に有利と言われる理由とは

正直、有利でもあって不利でもあると思うわけで、両側面を知っておく必要があると思います。

有利と思う点

・上下関係の中で活動し、礼儀作法を教え込まれる
・体力があると思われる
・工夫を重ねながら努力した功績を語ることができる

不利と思う点

・部活動しかしていない
・ 部下ができた際には精神論によって理不尽な命令を下すリスク
・ 礼儀や先人が作り出したルールを重んじる傾向 =ルールには従えるが創り出せない

部活動はどうしても閉鎖された空間なので、実社会では通用しないローカルルールが存在することも。また結果を出せるのは一握りの人間だけであって、中途半端な選手よりも主務やマネージャーなど、部を支えてきた存在の方が評価を受けやすいです。
部活動とは、所詮は大学と学生が作り出した閉鎖社会であることを忘れてはいけません。

自分が卒業する時にどうなっていたいか、想像をしてみましょう。

学んだことがどれだけ身になっているか

ごめんなさい。わかりません。ただ、部活動に入っていなければ、かなりの時間があってもっといろんな使い方をしてみたかったと思います。部活動もやってバイトもやって勉強もして遊びもして+ビジネスについて学んだり世界について学んだり、もっと広い世界を見る機会があったと思います。

ある、アナウンサーがテレビで言ってました。「大学のうちは時間があるから、出来る限りの体験を借金してでもやる!そうすることで自分の財産になる」と。もちろん一つのこと(部活動)をやり続ける素晴らしさもありますが。これをどう捉えるかはあなた次第です。

今の私は、大学時代にもっと世界を広げることができていたら、と思うけれども、もう一度大学生に戻ったらまた同じことをしているかもしれません。

ただ、こういった経験談を読んで、人生の選択肢を考える機会があれば、変わっていたような気がします。大学の体育会も素晴らしい組織で学べること、自分を成長させてくれることはもちろんたくさんあります。ただ、一つに絞ってしまうのはまだまだ早い。よく考えて自分を大切にしてください。

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