きっかけは何にしろ、大学を卒業して大手総合商社に就職しました。周囲からは「いいな、将来安泰じゃん」「合コンモテそう~」「ボーナス良さそう!」とか言われました。そう、大抵の人は大手商社に入社できれば、自信にもなるし、辞めるなんて選択肢が浮かぶとかおかしい、と思っている人は沢山います。
私はそこを2年4か月で退職することになります。理由は、わたしの中ではかなり前向きな理由なのですが、「勿体ない」「なんで?これ以上にいいとこなんてないよ」なんて言葉ももらいました。
転職で悩んでいる女性の方に、少しでも悩みが緩和されるように、転職に向けてどのような準備が必要なのか、どんなことに不安を感じるのか、そんなことを紹介していければと思います。(2012年~2018年にかけての話です)
この記事でどんなことが分かる?
◆女性が転職を考えた時に悩むこと
◆転職を考えた時に始めたいこと
■経歴
大学3年生から就職活動を始め、広告代理店、飲料メーカー、テレビ業界、などを中心に就職活動をしていました。が、色々あって(東日本大震災の影響で就職活動の延期や教育実習期間と被ったり)大学まで取り組んできた部活動で、実業団選手として取ってくれる、と言う企業がでてきたので、そこに決めました。決めたからといっても、面接は三回、SPIのテストもあり、部活動だけではなく、ある程度振り落としを潜り抜けて就職しました。
正直、総合職での就職活動を進めていた中で事務職での採用だったため悩んだ部分ではありますが、実業団選手として練習時間の確保も必須だったため、受け入れることにしました。
■希望通りの就職活動ではないし、新卒だけど仕事内容に不満たらたら

全くでした。全て中途半端に終えたから、とりあえず就職できたらいい、働くって?イメージが湧かず、すごい抽象的なイメージで仕事のことを考えてました。忙しい部署、責任がある部署、できる営業マンについてサポートができる部署、出張や商談に付きそう部書、そう、目に見えて仕事をしている!私もビジネスをしている!なんて感じられる部署が良かったのですが、私が配属された部署は全く違いました。嫌だな、と感じてしまった仕事とは、コピー機の紙補充、シュレッダーの掃除、お弁当を購入する人の集計、月末は約2000枚の書類に穴あけをしてファイリング、電話対応はひっきりなしなどです。基本的には営業事務なので、注文用紙をシステムに打ち込み書類の作成や配送手配などです。商社ということもあり、利用者の顔は見れません。仕事が世の役に立っている、なんて感じることは全くありませんでした。印象に残っている会話があります。
事務職メンバーが集まったスキルアップ研修で、仕事の目標ややりがいについてディスカッションする時間がありました。
私は???で、今の仕事にスキルアップもなければ、目指す姿なんて全く見えていませんでした。事務職10年目の他部署の方が言っていたことです。

ミスのない書類作成に取り組みます。
仕事場の雰囲気作りを心掛けています、誰もが働きやすいように。
読みやすい文字を書けるように、鉛筆の講座を受けています。
気遣い力をアップさせます。
営業さんが働きやすいように、サポート力、先読み力をアップさせます。
その当時の私は、なんだその目標!と思っていました。スポーツばかりしていた私は、勝つか負けるか、目標と言えば〇〇の利益をあげる、など定量目標が主であるべきだと思っていましたので、定性目標ばかりの事務職という仕事に自分自身、合わないと感じてしまいました。ただ、これも立派な仕事なんです。今ならそう思えますし、こういった気遣いができる人がいると、それだけでみんなの仕事効率が上がります。
■何が転職を考える気にさせたのか
大きく分けて三つ理由があります。
自分がやりたい、と思っていることとかけ離れていた
資料作って会議して、提案して、受注して、〈営業事務〉というからには営業の手助け、ががっつりできると思っていましが、行っていたのは、電話・メール・FAX対応、配送手配のみでした。
給与に不満があった
手取り額、昇給額、ボーナス、全てにおいて不満を持っていました。これ、かなり贅沢な悩みだったと今なら思えます。
周囲と合わなかった、友人たちの結婚に焦りを感じた
ギリギリに来て、早く帰って、プライベート充実。お昼はお弁当で、ちょこっとお菓子を持ってきてみんなでワイワイ、そんな毎日を送る。営業さんの愚痴を言ったり、ちょっとした噂話をしたり、ん~ここは女子校か?!的な雰囲気でした。それにどうしても馴染めなかった、それとは反対に大学時代の同期は任される仕事が増えて活き活きしている姿が羨ましかったし、給与を聞いて違いにびっくりしました。
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■女性の転職はここが悩み
世間で良く言われているのは・・・
- 人間関係が辛い
- 上司と合わない、セクハラパワハラ
- キャリアアップがしたい
- 休めない仕事が多い
- やりがいが感じられない
- 給与が安い、見合わない
私の場合ぴったし当てはまりますよね。大手総合商社、同期で入社した事務職が約30人ほどいて、結婚妊娠で退職した人を除いて転職するために会社を退職した人は私が一番最初でした。やはり、3年神話はあります。「もう少し頑張ってみたら?」「3年働ければまた違った世界も見えてくるかもよ」「一回落ち着いて、今の環境を見るととても充実していることがわかると思うんだけどな~」なんて言葉はちらほらありました。←ベンチャーで働いたからこそ、この言葉の意味を理解しました。
TwitterやInstagramで話題のえりたさん。とても読みやすく、分かりやすいです!
■女性が転職を考えた時にまず始めたことは
転職と一緒に考えておきたい結婚出産について
当時、交際している人もいなかったので【一生1人だ!誰にも頼らないで生きていける、そんな基盤を作る!】と思って転職しました。当時25歳です。
ただ、これは真剣に考えておいて欲しいと思います。なぜなら、育休手当・産休手当ての存在です。
私は2回転職後に、妊娠、出産しましたが、出産前まで勤めていた会社での勤務期間が1年を満たなかったため育休手当を受給することができませんでした。あと、1か月働くことができれば貰えたはずのものが、貰えなかったのは・・・かなり後悔しました。妊娠はできるかどうかわからないし、思い通りになるものではありません。だからこそ出産予定・希望があるのに転職を繰り返すのだけはとめておいたほうがいいかもしれません。まあ、その分稼ぐことができればいいんですけどね。
実際に行った転職までの道のり
退職日を決める。これは半年後を目標としました。なぜなら、退職日の1か月前までに申告する必要があり、引き継ぎ作業があるためです。私の担当していた仕事は3人で分けて裁いていた作業なので、後任が見つからないまま退職すると残った方への負担が大きくなります。大まかなスケジュールは、以下の通りです。
私が退職するときはこんなのなかったけど、便利ですよね!!
怖くて言えない、病気やケガ、退職したい!と言っても引き留められる、退職したいけど言いづらい。そんな時はこのサービスを使うと良さそうですよね。退職代行サービス私の場合は、計画的に進めていたことですが、やはり退職の意思を伝えるのも難しかったし、上司はやはり引き留めてくる、引き留める理由が「いなくなると困るから」「次を探すのが大変」とかもあるけど、自分〈上司〉の評価が下がる場合もあります。だからこそ必死で引き留める人もいるので、退職の話がうやむやになって進まなかったりすることもあるので、便利なサービスだと思います。

転職までの道のりはこうすれば良かった!
スケジュールは半年前くらいでいいと思います。退職後に無職期間を多く設けて海外旅行に行きたいとか、そういった理由がなく計画的な退職であれば、退職後の仕事探しは自分の気持ちを怠けさせることにもなりかねないので、仕事しながら次の職場を探すことをお勧めします。
同じ時期に転職した友人は、転職を考えた時に不動産投資を学びマンションの購入をしていました。0から学べる不動産投資
え?買えるものなの?リスクあることない?怖くない?なんて質問攻めにしていましたが、今では立派な経営者になっています。
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転職を考えたらまずは情報収集!!
戦略的な転職活動を行うカギは「リサーチ」にあり、徹底した情報収集を行わなければ、満足のいく転職成功は難しくなります。
転職成功のためのポイントを掴んで、無駄のない転職活動をしましょう!!
転職先を見つける方法は???
ハローワーク
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求人情報誌
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転職を考えた時に実際に行動すべきことは、転職サイトなどに沢山書かれています。私のブログでは実際の体験談や、どのような書き出しをして行動したのか、リアルな姿や思いを紹介していきます!


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